立たなかったフラグ

ことの始まり

私には、夫の帰国フラグが立つ度にへし折ってきた前科があります。
再犯を恐れてか、今回の夫は徹底した水面下で、
Geminiの知略を伴い理論武装しつつ、
十数年振りとなるスイス生活の青写真を描いていたのでしょう。
そうとは知らず余裕をぶっこいていた無防備な私に、
突然決死のプレゼンを仕掛けてきたのです。

妻の献身をフル享受したおかげで仕上がっておきながら、
それがサンクコスト扱いのスキームを聞かされた私は、
胸の奥に沸々と、香ばしいものが込み上げていました…。

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